
一方で、銀行株や自動車株などに売りが出てTOPIXは小幅安となり、指数間で強弱が分かれる展開だった。
トレードひとことコメント
今日の市況
- 日経平均:59,349.17(+524.28 / +0.89%) AI・半導体関連株が相場をけん引し、史上最高値圏まで上昇した
- TOPIX:3,770.38(-6.64 / -0.18%) 銀行や輸送用機器などが重しとなり小幅安で終了した
- ドル円:158円後半 為替は小動きで推移し、東京時間は方向感が限られた
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 59,349.17 | +0.89% | +524.28 |
| TOPIX | 3,770.38 | -0.18% | -6.64 |
| 東証グロース250 | 805.60 | +0.37% | +2.97 |
東証プライム市場の売買代金は6兆8522億0400万円だった。騰落銘柄数は値上がり516、値下がり1010、変わらず48で、個別株ベースでは値下がり銘柄が多かった。日経平均の上昇に対して、東京株式市場全体では主力株主導の色合いが強かった。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)米・イラン協議進展への期待
米国とイランの協議進展が意識され、中東情勢を巡る過度な警戒感がやや和らいだ。
投資家心理の改善につながり、東京株式市場では朝方から買いが先行しやすい地合いとなった。
2)AI・半導体関連株の上昇
米半導体株高を受けて、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、アドバンテストなどが買われた。
指数寄与度の大きい銘柄の上昇が、日経平均を押し上げる構図となった。
3)日銀の早期利上げ観測後退
日銀が4月会合で追加利上げを見送るとの見方が広がり、金融引き締めへの過度な警戒感が後退した。
一方で、銀行株は弱く、TOPIXは小幅ながらマイナス圏で引けた。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は158円後半で推移した。米・イラン協議の進展を見極めたい向きが多く、東京時間は上下40銭程度の範囲で小動きだった。
為替の落ち着きは市場全体の安心材料になり得る一方、輸出関連株を一方向で押し上げるほどの動きにはならなかった。
長期金利(10年国債)
長期金利は日銀の早期利上げ観測後退が意識されやすい一方、金利低下が銀行株の重しとなる場面もみられた。
本日の東京株式市場では、長期金利そのものよりも、金融政策見通しの変化が業種間の強弱に影響しやすい一日だった。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- 東京エレクトロン(8035)
- アドバンテスト(6857)
- フジクラ(5803)
- キオクシアホールディングス(285A)
- TDK(6762)
下落が目立った銘柄
- トヨタ自動車(7203)
- 第一三共(4568)
- ファーストリテイリング(9983)
あす以降の注目点
- 日経平均の上昇がAI・半導体関連株主導から市場全体へ広がるか
- 為替が158円台後半で推移する中で、輸出関連株と内需株の強弱がどう変化するか
- 長期金利と日銀の金融政策見通しが、銀行株やグロース株の相対パフォーマンスに与える影響