
トレードひとことコメント
本日は昨日の大幅高から利益確定売りなども含めて寄り天で下がっていく1日となった。主な要因としては昨日の大幅高の原因としてアメリカ・イランの停戦が2週間行われることになったはずが、その条件となるホルムズ海峡の開放がされていないことや、イスラエルをはじめまだ中東各国で攻撃が続いているためにWTI原油価格が上がったことによる影響も多かった。
昨晩のアメリカ市場は強い終わり方となりましたが、日本時間の0時前後で一度ホルムズ海峡封鎖の情報が出た時に下がりかけましたが、停戦合意に攻撃を仕掛けたレバノンは関係ない、という内容でアメリカの財政にはこれ以上響かない、と理解されたのか反転していった姿にはアメリカが今後株式市場をどっち方向に持っていきたいか、の意図を感じたような気がしました。SOX指数も市場最高値を出していました。
場中は電線関連の強さが見られたが、特筆して強いセクターはあまり見られなく、全体的に盛り上がりに欠ける1日となった。原油価格が上がった状況でもINPEXなどの石油関連銘柄もそれほど強さも見せなかったことから、昨日の相場の小休止的な1日になった印象でした。
明日はSQのため主に前場前に上下に大きく変動が起こる可能性があります。ユニクロは良い決算を出したようですが、SQの位置や週末リスクも考えながら明日もトレードしていきましょう。
今日の市況
- 日経平均:55,895.32(-413.10 / -0.73%) 前日の急伸の反動で利益確定売りが優勢となった
- TOPIX:3,741.47(-33.83 / -0.90%) 主力株を中心に売りが広がり、やや広範な下落となった
- ドル円:158円後半 原油動向と中東情勢をにらみつつ、158円台後半でもみ合いとなった
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 55,895.32 | -0.73% | -413.10 |
| TOPIX | 3,741.47 | -0.90% | -33.83 |
| 東証グロース250 | 756.6前後 | -2.4%前後 | -18.6前後 |
東証プライム市場の売買高は概算で21億株台、売買代金は6兆円台後半だった。騰落銘柄数は値上がり285、値下がり1261、変わらず26で、値下がり銘柄が全体の約8割を占めた。指数の下げ幅以上に、個別株ベースで売りの広がりが目立った。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)前日急伸の反動による利益確定売り
前日の東京株式市場では、米イラン停戦合意を受けて日経平均が2800円超上昇していた。
その反動で本日は短期的な過熱感を意識した売りが出やすく、朝方から利益確定売りが優勢だった。
2)中東情勢の不透明感が再浮上
停戦合意そのものは支え材料として残る一方、合意の持続性や周辺地域を含めた先行きには不透明感がある。
市場では前日の楽観がやや修正され、リスクを取りにくい地合いとなった。
3)半導体・主力株の下落が指数を押し下げ
アドバンテスト、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、ディスコ、レーザーテックなどの下落が目立った。
一方で、フジクラや豊田通商など一部には買いが入ったが、指数全体を支えるには至らなかった。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は158円台後半で推移した。中東情勢と原油価格の変動をにらみながら、仲値公示前後には159円に迫る場面もあったが、その後は押し戻されてもみ合いとなった。
為替の円安水準は輸出関連株の支えにもなり得るが、原油高が続く場合は日本経済への負担も意識されやすい。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.390%まで上昇した。停戦合意の実効性に対する疑念やインフレ懸念が意識され、国債先物には反動売りが出やすかった。
長期金利の上昇は、株式のバリュエーション、とくにグロース株や高PER銘柄の評価面に引き続き影響しやすい。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- フジクラ(5803)
- 豊田通商(8015)
- TDK(6762)
- 横河電機(6841)
- 信越化学工業(4063)
- ファーストリテイリング(9983)
下落が目立った銘柄
- アドバンテスト(6857)
- ソフトバンクグループ(9984)
- 東京エレクトロン(8035)
- ディスコ(6146)
- レーザーテック(6920)
- サイゼリヤ(7581)
あす以降の注目点
- 米イラン停戦合意を巡る不透明感が後退するか、それとも再びリスク回避姿勢が強まるか
- 為替が158円台後半から159円方向を試すかどうかと、輸出関連株・内需株の強弱
- 長期金利の上昇が続く中で、日経平均・TOPIX・東証グロース250の戻りが鈍くなるかどうか