
今週の相場水準
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 日経平均株価 | 65,020.94円 |
| PER | 17.23倍 |
| PBR | 1.89倍 |
| EPS | 3,773.71円 |
| BPS | 34,402.61円 |
| 益回り | 5.80% |
| 配当利回り | 1.72% |
日経平均のPERは17.23倍で、想定レンジとされる13〜21倍の中では中央からやや上寄りの水準にあります。
今週の相場概況
今週は金融政策×政局×需給の相場です。9月15日から16日にかけてFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されるほか、17日から18日には日銀金融政策決定会合が控えており、日米の金融政策が同時に焦点となります。国内では16日に内閣改造・自民党役員人事が予定されており、財政・税制運営の継続性を見極める材料になります。需給面では11日に日経225メジャーSQを迎えるため、月央にかけて先物・オプション主導の値動きが強まりやすい局面です。資金は各イベントの結果を確認しながら、国内外の株式市場を行き来する展開が想定されます。
今週から2週間の株式イベント一覧
- 2026年9月9日 中国8月消費者物価指数(CPI)・生産者物価指数(PPI)発表
- 2026年9月9日〜9月10日 米共和党「中間選挙大会」(テキサス州ダラス)
- 2026年9月10日 日本8月消費者物価指数(コア指数)発表
- 2026年9月10日 ECB(欧州中央銀行)定例理事会
- 2026年9月10日 Apple新製品発表イベント「Surprise and shine」
- 2026年9月11日 日経225メジャーSQ算出
- 2026年9月15日〜9月16日 FOMC(米連邦公開市場委員会)
- 2026年9月16日 内閣改造・自民党役員人事
- 2026年9月17日〜9月18日 日銀金融政策決定会合
- 2026年9月18日 米国トリプルウィッチング(メジャーSQ)
- 2026年9月19日〜9月23日 シルバーウィーク5連休(9月22日は株式市場休場)
注目イベント5選
1. FOMC(米連邦公開市場委員会)
2026年9月15日から16日にかけて、米国の金融政策を決定するFOMCが開催されます。政策金利の決定に加え、参加者による経済見通しも公表されます。
- 9月5日発表の8月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回った
- 雇用統計の結果を受けて、市場では利上げ観測が強まっている
- ドル円は雇用統計後に円安方向へ振れている
株式市場への影響としては、政策金利の据え置きか変更かによって、ドル円相場と輸出関連銘柄の株価が連動しやすくなります。金利見通しの内容は、金融株や高配当株の物色動向にも影響します。
投資での見方としては、会合結果と経済見通しの内容を確認したうえで、為替感応度の高い業種の値動きを見極める必要があります。
2. 日銀金融政策決定会合
2026年9月17日から18日にかけて日銀の金融政策決定会合が開催され、18日午前に結果が公表される予定です。同日午後には総裁記者会見が行われます。
- FOMCの結果公表から2日後の開催となり、日米の金融政策を続けて確認する週になる
- 国内の長期金利は上昇基調にある
- 為替市場ではドル円が円安水準で推移している
株式市場への影響としては、政策修正の有無が銀行株や保険株など金融セクターの株価に直結します。円相場の変動を通じて輸出関連銘柄にも波及します。
投資での見方としては、FOMCと合わせて日米の金融政策の方向性を比較し、金融セクターと為替敏感セクターの値動きを確認する視点が有効です。
3. 内閣改造・自民党役員人事
高市早苗首相は2026年9月16日をめどに、就任後初めてとなる内閣改造・自民党役員人事を行う方向で調整しています。財務相には片山さつき氏の続投が調整されています。
- 片山財務相の続投は、消費税減税関連の政策運営の継続性を意識したものとされる
- 鈴木俊一幹事長、麻生太郎副総裁の続投も調整されている
- 日本維新の会からの入閣も焦点となっている
株式市場への影響としては、財政・税制の担当閣僚に変更がない場合、政策運営の継続性が意識されやすくなります。一方で、閣僚人事の内容次第では個別テーマ株が物色される可能性があります。
投資での見方としては、人事の顔ぶりに加え、その後の政策運営方針に関する発言が、財政・税制関連銘柄の材料になるかを確認する必要があります。
4. 日経225メジャーSQ
2026年9月11日は、日経225先物・オプションのメジャーSQ(特別清算指数)算出日です。3・6・9・12月の第2金曜日に行われる、四半期ごとの需給イベントです。
- SQ算出に向けて、週前半から裁定取引や先物のポジション調整が入りやすい
- メジャーSQは3か月に1度の需給イベントで、当日の値動きが大きくなりやすい
- 米国のトリプルウィッチングは1週間後の9月18日に予定されている
株式市場への影響としては、SQ算出値に向けた思惑的な売買から、指数寄与度の大きい銘柄を中心に値動きが振れやすくなります。
投資での見方としては、SQ通過後は需給要因が一巡し、金融政策イベントなどのファンダメンタルズ要因に相場の関心が移りやすくなります。
5. Apple新製品発表イベント
Appleは2026年9月10日午前2時(日本時間)に、新製品発表イベント「Surprise and shine」を開催します。iPhone18 Proシリーズや折りたたみ型iPhoneの発表が見込まれています。
- 折りたたみ型iPhoneの投入は今回が初めてとなる
- 新CEO体制下で初めての大型発表イベントとなる
- 部品サプライチェーンには日本企業も含まれる
株式市場への影響としては、新製品の仕様やサプライヤー構成に関する情報が、国内の電子部品・精密機器関連銘柄の物色材料になりやすくなります。
投資での見方としては、発表内容そのものに加え、その後の部品調達に関する報道が、関連銘柄への影響を見極めるポイントになります。
まとめ
今週は金融政策、政局、需給という3つの軸が同時に重なる週です。資金の流れとしては、FOMCと日銀会合の結果を確認しながら、為替や金利の動向をもとに国内外の株式市場を行き来する展開が想定されます。内閣改造による政策運営の継続性や、メジャーSQ通過後の需給の変化も、値動きを見るうえでの材料になります。それぞれのイベントの結果を確認しながら、投資判断の参考にしていただければと思います。