【2026年05月08日】日本株市場の動向まとめ|急騰後の利益確定売りで小反落

本日の東京株式市場は、前日に日経平均が3000円超上昇した反動で利益確定売りが優勢となった。
一方で、売り一巡後は下げ幅を縮小し、AI・半導体関連の一角には底堅さもみられた。
トレードひとことコメント
今日は昨日の大幅な上昇から週末も含め利益確定の1日となりましたが、昨日の上昇幅を考えると割と強かったのかなと感じる1日でした。
今日は場中や引け後にこれまで割と下落していたセクターの大所の決算が続々とありました。ソニーは昼の決算で思っていたより良い決算であったものの引けにかけては上髭をつけていました。そしてトヨタ自動車は中東問題の影響などで営業利益等減益+あまり強くない見通しとなり下落となっておりました。そして引け後ずっと落ちていた任天堂も減益決算となり、Switch2やサブスクサービスの値上げも同時に発表したもののPTSはそれなりに弱気の反応となっておりました。
トレードとしては、昨日持ち越していた鉄鋼系の決算が昨日上がっていたけれども、反転を見込んで持ち越したものの大したこともなく微利益。そしてトヨタはダメでもそんなにダメージ少ないだろうと思い決算またぎで、事前に入っていたから決算後下落ですぐに売ったのでほぼトントンでいけた。とは言うもののここまでチャートが下落していて、3兆の利益は確保していたのでもしかしたら悪材料出尽くしもあると思って買い直し、そこからトヨタの会見をLIVEで見ながらチャートを見ていました。そうすると個人的主観ですが、新しい社長や経営陣から何というかワクワク感を感じず、焦燥感を感じるような感じだったので見通しも明るく感じずほぼ同値で投げました。これまでトヨタをそんなに見ていなかったので厳密に比較できるわけではないですが、豊田章男社長時代のワクワク感は全く感じませんでした。彼のようなカリスマ性を求めるのは酷かもしれませんが、そうではない形でもトヨタの未来に対するワクワク感が感じられなかったというのが個人的に残念な点でした。経営者のビジョンは個人的にはすごい投資をするときに大事にしているので。持ち越した五洋建設は良い感じだったっぽいので来週楽しみにしたいと思います。
それでは今週もトレードお疲れ様でした。
今日の市況
- 日経平均:62,713.65(-120.19 / -0.19%) 前日急騰後の利益確定売りで3営業日ぶりに反落した
- TOPIX:3,829.48(-11.01 / -0.29%) 銀行、海運、証券、保険などが重しとなり小幅安で終了した
- ドル円:156円後半 米雇用統計やイラン情勢を見極めたい姿勢が強く、小動きとなった
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 62,713.65 | -0.19% | -120.19 |
| TOPIX | 3,829.48 | -0.29% | -11.01 |
| 東証グロース250 | 828.35 | +4.71% | +37.23 |
東証プライム市場の売買高は30億3685万株、売買代金は10兆9631億8600万円だった。騰落銘柄数は値上がり712、値下がり819、変わらず43で、指数は小幅安ながら個別株では値下がり銘柄がやや多かった。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)前日急騰後の利益確定売り
前日に日経平均が3000円超上昇していたため、短期的な過熱感を意識した売りが出やすかった。
週末を控えたポジション調整も重なり、朝方から売りが先行した。
2)AI・半導体関連の底堅さ
東京エレクトロン、アドバンテスト、キオクシアホールディングスなどは上昇し、AI・半導体関連への資金流入は継続した。
日経平均は前場に下げ幅を広げた後、後場には下げ渋る動きとなった。
3)決算発表銘柄への選別
トヨタ自動車は決算発表後に売られ、年初来安値を更新した。
一方で、ファナックやリクルートホールディングスなどは買われ、決算や業績見通しを手掛かりに個別株の選別が進んだ。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は156円後半で推移した。米雇用統計やイラン情勢の展開を見極めたい姿勢が強く、東京時間の値幅は限定的だった。
為替の円高方向への動きは輸出関連株の重しになり得るが、本日は個別決算や半導体関連の動きが相場の中心材料となった。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.475%と前営業日比で横ばいだった。イラン情勢に大きな進展がみられず、前日の債券買いが一部巻き戻された。
長期金利は高水準にあり、グロース株や高PER銘柄のバリュエーションには引き続き影響しやすい状況だった。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- ファナック(6954)
- リクルートホールディングス(6098)
- 東京エレクトロン(8035)
- アドバンテスト(6857)
- キオクシアホールディングス(285A)
- JFEホールディングス(5411)
下落が目立った銘柄
- トヨタ自動車(7203)
- ソフトバンクグループ(9984)
- イビデン(4062)
- ファーストリテイリング(9983)
- ソニーグループ(6758)
あす以降の注目点
- 日経平均の下げ渋りが一時的なものか、AI・半導体関連主導の先高観が継続するか
- 為替が156円後半で推移する中で、輸出関連株と内需株の強弱がどう変化するか
- 長期金利の高止まりと米雇用統計後の外部環境が、東京株式市場の週明け地合いに与える影響