【2026年03月13日】日本株市場の動向まとめ|中東情勢と原油高を警戒して続落

本日の東京株式市場は、中東情勢の長期化懸念と原油価格の高止まりを背景に、リスク回避の売りが優勢となった。日経平均は朝方に一時1100円超安まで下げ、その後は下げ渋る場面もあったが、週末を控えた買い戻しは限定的だった。
トレードひとことコメント
本日は寄り低めから徐々に上がってきて、後場にかけて徐々に戻していく1日となりました。ただここ数週間土日に何かが起こって週明けおはぎゃーみたいな相場が続いているので、持ち越さないという動きも引けにかけて見えた感じがしました。
個別は引き続き石油・石炭関連に、水素や対米投資、あとパワー半導体関連なんかも強めの動きをしていました。
今日はあまり海外も良いニュースがなくもう少し寄りから下げていくと思っていましたが、思いの外底堅い展開となってきていました。日経の足形も強くはないが反転に見えてきたので、残したい銘柄は買い持ちで行きたいと思います。来週はエヌビディアのGTCカンファレンスや19日から日米首脳会談も控えているので、それを見越してトレードしていきたいと思います。
今週もお疲れ様でした。
今日の市況
- 日経平均:53,819.61(-633.35 / -1.16%) 中東リスクと原油高を背景に続落し、戻りも限定的だった
- TOPIX:3,633.11(-16.74 / -0.46%) 主力株の弱さが重しとなった一方、資源関連の一角は相対的に底堅かった
- ドル円:159円前半 為替は円安水準を維持し、一時は約1年8カ月ぶりの高値圏まで上昇した
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 53,819.61 | -1.16% | -633.35 |
| TOPIX | 3,633.11 | -0.46% | -16.74 |
| 東証グロース250 | 757.51 | -0.48% | -3.64 |
東証プライム市場では値上がり470銘柄、値下がり1053銘柄、変わらず64銘柄となり、下落銘柄が大きく上回った。前場時点の売買高は15億4296万株、売買代金は4兆2529億円と高水準で、終日を通じても売買は活発だった。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)中東情勢の長期化懸念
米国とイスラエルの対イラン紛争を巡る不透明感が続き、東京株式市場でも週末を前にリスクを取りにくい地合いとなった。朝方は幅広い業種に売りが広がり、日経平均の下げ幅が一時1100円を超えた。
2)原油高によるインフレ再警戒
原油価格の高止まりが企業コストや物価上昇への懸念につながり、株式全体の重しとなった。輸送用機器や機械など景気敏感株に売りが出やすく、日経平均とTOPIXの上値を抑える要因になった。
3)主力ハイテク株と自動車株の下落
東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループなど指数寄与度の大きい銘柄が軟調だった。加えて、トヨタやホンダなど輸送用機器株の下げも重なり、指数全体の押し下げ圧力が続いた。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は159円前半で推移し、午後には一時159.69円まで上昇する場面があった。中東情勢と原油高を背景にドル高・円安基調が続いた一方、為替介入への警戒感もあり、上値ではやや伸び悩む動きもみられた。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.215%近辺まで上昇し、約1カ月ぶりの高水準となった。原油高と米長期金利の上昇を背景に国内債券が売られ、長期金利の上昇が株式のバリュエーション面で意識されやすい状況だった。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- レーザーテック(6920)
- 信越化学工業(4063)
- サムコ(6387)
- ジャパンディスプレイ(6740)
- 水素関連
- 海洋関連
- 石油・石炭関連
下落が目立った銘柄
- アドバンテスト(6857)
- 東京エレクトロン(8035)
- ソフトバンクグループ(9984)
- ホンダ(7267)
- トヨタ自動車(7203)
あす以降の注目点
- 中東情勢と原油価格の変動が、日経平均とTOPIXの戻りを抑えるかどうか
- 為替が159円台で推移する中で、輸出関連株と内需株の強弱がどう変化するか
- 長期金利の高止まりが、主力株やグロース株の評価に与える影響