【2026年03月09日】日本株市場の動向まとめ|中東情勢と原油高で大幅反落

本日の東京株式市場は、中東情勢の長期化懸念と原油価格の急騰を受け、リスク回避の売りが広がる展開となった。日経平均は一時4200円超安まで下げ、終値でも大幅安となった。TOPIXも全面安に近い動きとなり、為替と長期金利の変動が市場心理を圧迫しやすい一日だった。
トレードひとこと日記
本日は日経先物の時点から大幅下落で、場中は日経-4000円を超える下げになってきており、最後は戻す形になりましたが大幅下落の1日になりました。要因はハメネイ氏の親族が新たな指導者として選ばれたことによる戦況の長期化が見込まれ、それに伴い原油先物が一気に110ドルらへんまで行くということで、日本は相対的に弱くなるという1日でした。
この値位置は年初の値上がりを帳消しにするものになってきましたが、日経VIが60を超え、出来高も非常に大きくなってきたことが少し反転の兆しもありますが、一方日経平均PERも18〜19くらいになりそうなので、まだ完全に割安か、と言われるとファンダメンタルでは言いにくい部分もなくは無いので、個人的にはまだ守りを強くいきたいと考えています。
今日のトレードはゲームセクターを持っていたので、そんなにダメージは喰らわず、目的としているイベントもあるので寄りで追加買い。それ以外は寄りで盛り上がっていた原油・石炭関連で取ったり、場中SaaS関連のヒートマップが赤めだったので刻みながら取っていき、ほぼ前日比プラマイゼロくらいに持ってくことができました。ただ、相場の反転も懐疑的だったので、なるべく軽く現金比率も高めながらここ数日は過ごしていきたいと思っています。
ボラタイルな相場が続きますが、相場で生きていければそのうち光は見えてきますので、しっかり相場を観察しながらこの荒波を乗り越えていきましょう。
今日の市況
- 日経平均:52,728.72(-2,892.12 / -5.20%) 中東情勢の緊迫化と原油高を背景に大幅反落
- TOPIX:3,575.84(-141.09 / -3.80%) 幅広い業種で売りが優勢となり全面安に近い地合い
- ドル円:158円半ば 原油動向をにらみつつ円安方向で推移
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 52,728.72 | -5.20% | -2,892.12 |
| TOPIX | 3,575.84 | -3.80% | -141.09 |
| 東証グロース250 | 743.09 | -3.59% | -27.71 |
東証プライム市場の売買高は36億8477万株、売買代金は9兆6756億円だった。騰落銘柄数は値上がり134、値下がり1434、変わらず27で、値下がり銘柄が全体の約9割を占めた。指数の下落幅に比べても、個別株ベースで売りの広がりが大きかったとみられる。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)中東情勢の長期化懸念
イランを巡る情勢不透明感が強まり、世界的にリスク資産を減らす動きが優勢となった。東京株式市場でも朝方から幅広い銘柄に売りが出て、日経平均の下げ幅が急速に拡大した。
2)原油高によるインフレ再警戒
原油先物の上昇を受け、企業コストや物価への影響が改めて意識された。資源輸入国である日本では、原油高が業績や景気見通しの重しとして受け止められやすかった。
3)半導体・電線など主力株の下落
指数寄与度の大きい半導体関連や電線株が大きく売られ、日経平均とTOPIXの押し下げ要因となった。午後には下げ幅を縮めたものの、買い戻しは限定的で、全体としては慎重姿勢が続いた。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は158円半ばで推移した。一時は158円後半まで円安が進んだが、原油価格の上昇一服とともにやや落ち着く場面もあった。為替の円安基調は輸出関連の支えになり得る一方、輸入コスト上昇への懸念も残りやすい状況だった。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.180%まで上昇し、一時は2.225%まで上振れる場面もあった。原油高を背景とするインフレ懸念が意識され、債券と株式が同時に売られる展開となった。長期金利の高止まりは、特に成長株の評価面に影響しやすい。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- ローム(6963)
- ジャパンディスプレイ(6740)
- コスモス薬品(3349)
- 日本新薬(4516)
- SaaS関連
- 通信、医薬品等ディフェンシブ
下落が目立った銘柄
- フジクラ(5803)
- アドバンテスト(6857)
- 東京エレクトロン(8035)
- KOKUSAI ELECTRIC(6525)
- レゾナック・ホールディングス(4004)
- 半導体関連
あす以降の注目点
- 中東情勢と原油価格が引き続き東京株式市場のセンチメントを左右するか
- 為替の158円台定着の有無と、輸出関連・内需関連の相対的な強弱
- 長期金利の上昇が続くかどうかと、日経平均・TOPIXの戻りの持続性