【2026年05月12日】日本株市場の動向まとめ|決算物色が支え3営業日ぶり反発
本日の東京株式市場は、前日の米ハイテク株高を受けてAI・半導体関連に買いが先行し、日経平均は3営業日ぶりに反発した。
一方で、韓国株の急落につれて一時マイナス圏に沈む場面もあり、上値追いには慎重さが残った。
トレードひとことコメント
本日は前日のアメリカ市場の強さと場中の好決算銘柄もそれなりに出たところから、それなりに強い1日となった。
場中決算が多い1日で電線3社から古河電工は好決算を発表後S高までつける強さとなり、一方で住友電工はボラの大きい動きから下落に行くなど同じセクターでも様々な動きをしていた。また川崎重工は決算発表後上に行くが、三菱重工は下方向へと同じセクターならなんでも買い!の相場も、徐々に同セクターないでも動きが変わってきているテーマ株もあるので、息が長かったセクターは特に個別株の見極めが必要になってきている相場のように感じる。
トレードとしては、場中決算では清水建設など建設セクターは上がる安心感もなんとなくあったため、しっかり場中決算で利益を取ることができた。一方JX金属は前日の決算から寄りからちょっとして売られすぎかな?と思って反転を期待して入ってみたものの一向に反転する気配もなかったため損切り撤退。当たり前ですが一度トレンドが強めに向いた時は、しっかり順張りで入る方が良いのでそこは自分のメモに入れておきたいと思います。
今日もトレードお疲れ様でした。
今日の市況
- 日経平均:62,742.57(+324.69 / +0.52%) 米ハイテク株高と好決算銘柄への買いが支えとなった
- TOPIX:3,872.90(+31.97 / +0.83%) その他金融、非鉄金属、石油・石炭製品などが上昇した
- ドル円:157円台前半 為替介入への警戒感から荒い値動きとなった
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 62,742.57 | +0.52% | +324.69 |
| TOPIX | 3,872.90 | +0.83% | +31.97 |
| 東証グロース250 | 818.64 | -2.85% | -24.02 |
東証プライム市場の売買高は28億1228万株、売買代金は10兆4392億4800万円だった。騰落銘柄数は値上がり674、値下がり849、変わらず50で、指数は上昇したものの個別株ベースでは値下がり銘柄が上回った。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)米ハイテク株高を受けたAI・半導体関連の買い
前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れを受け、東京株式市場でもAI・半導体関連に買いが入りやすかった。
日経平均は朝方に一時800円超高となったが、短期的な過熱感も意識され上値は限定的だった。
2)決算発表を受けた個別物色
企業決算を手掛かりにした物色が活発で、好決算銘柄には資金が集中した。
古河電気工業や川崎重工業などが大きく上昇し、相場の支えとなった。
3)韓国株急落に連動した一時的なリスク回避
前場後半には韓国株の急落に連動し、日経平均も一時マイナス圏へ沈んだ。
売り一巡後は持ち直したが、中東情勢の不透明感もあり、積極的に上値を追う展開にはなりにくかった。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は157円台前半で推移した。東京時間には157円台後半まで上昇した後、156円台後半へ急落する場面もあり、為替介入への警戒感が意識された。
その後は157円台前半へ戻してもみ合いとなり、輸出関連株への一方向の支援材料にはなりにくかった。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.545%まで上昇し、高水準を更新した。原油高によるインフレ懸念や日銀の政策運営に対する警戒が債券売りにつながった。
長期金利の上昇は、グロース株や高PER銘柄のバリュエーションに影響しやすく、東証グロース250の下落にもつながりやすい環境だった。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- 古河電気工業(5801)
- 川崎重工業(7012)
- ソフトバンクグループ(9984)
- フジクラ(5803)
- キオクシアホールディングス(285A)
下落が目立った銘柄
- JX金属(5016)
- 水産・農林関連の一部銘柄
- 小売関連の一部銘柄
- 食料品関連の一部銘柄
あす以降の注目点
- 日経平均が6万3000円台を再び試すには、中東情勢や企業決算で追加材料が出るか
- 為替が157円台で不安定に推移する中、輸出関連株と内需株の強弱がどう変化するか
- 長期金利の上昇が続く場合、東証グロース250や高PER銘柄への売り圧力が強まるか