【2026年04月03日】日本株市場の動向まとめ|過度な中東警戒の後退で反発

本日の東京株式市場は、ホルムズ海峡を巡る過度な警戒感がやや後退し、前日の大幅安の反動もあって買い戻しが優勢となった。日経平均とTOPIXはともに反発したが、原油価格の高止まりや米雇用統計を控えた様子見姿勢もあり、後場は上げ幅を縮小した。
トレードひとことコメント
今日は前日より高く寄り付き、上下しながら全体的にはヨコヨコのような1日でした。WTI原油高騰ながらも日経も上がるというこれまでには見られなかった動きの相場にもなった。
全体相場では半導体などが強く、場中にマイクロソフトが国内にデータセンターを作るという報道によりガバメントクラウド認定されているさくらインターネットが急騰、関連銘柄も強かった。一方で医薬品セクターなどが弱めに出ていた。
個人的には今日は持ち越した石油・石炭銘柄を持っていたが、思っていたほど伸びなかったため微利確。そこから上下に半導体や医薬品セクターを中心にドテン買い売りで細かく取っていった。今日はうまく噛み合っていたので利益を積み重ねることができた。当たり前のことですが、1日で全く噛み合わない時にはドテンでの売り買いは往復ビンタになる可能性もあります。そこの周期や全体相場の流れをしっかり捉えられるようになりたいと思う今日この頃です。
相場はデイトレで持ち越しなしで終えました。日足では反転で上目線…ではあるのですが、ここ数週間マンデーを経験していること。そして今週もまだどんな問題が勃発してGDを喰らう可能性もあるのでしばらくは俯瞰ポジションを保ちたいと思います。
早く平和に株式取引ができる日を祈っております。
今日の市況
- 日経平均:53,123.49(+660.22 / +1.26%) 前日の急落後の自律反発に加え、半導体関連株の上昇が支えとなった
- TOPIX:3,645.19(+33.59 / +0.93%) 32業種が上昇し、東京株式市場全体で買い戻しが広がった
- ドル円:159円後半 為替は円安水準でもみ合いとなり、方向感は限られた
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 53,123.49 | +1.26% | +660.22 |
| TOPIX | 3,645.19 | +0.93% | +33.59 |
| 東証グロース250 | 733.16 | +1.28% | +9.27 |
東証プライム市場の売買代金は5兆1384億4800万円だった。騰落銘柄数は値上がり1189、値下がり322、変わらず65で、値上がり銘柄が全体の約4分の3を占めた。市場全体では反発基調だったが、原油高止まりや週末要因から上値追いは限定的だった。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)ホルムズ海峡を巡る過度な警戒感の後退
エネルギー輸送の混乱が一段と深刻化するとの見方がやや和らぎ、投資家心理は前日より改善した。東京株式市場では地政学リスクへの過度な織り込みを巻き戻す動きが入りやすかった。
2)前日の大幅安に対する自律反発
前営業日に大きく下落した反動で、短期筋を中心とした買い戻しが入りやすい地合いだった。日経平均は朝方に上げ幅を広げ、一時は5万3426円台まで上昇した。
3)半導体・電線など主力株の上昇
東京エレクトロン、アドバンテスト、フジクラなど指数寄与度の高い銘柄が堅調に推移し、相場を押し上げた。一方で、原油価格は111ドル台と高止まりし、米雇用統計を控えた様子見姿勢も上値を抑える要因となった。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は159円後半でもみ合いとなった。中東情勢への警戒は残る一方、欧米市場が休暇入りで参加者が減りやすく、積極的に方向感を出しにくい状況だった。為替の円安水準そのものは輸出関連株の支えになり得るが、値動きは限定的だった。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.380%まで低下した。米金利低下や日銀オペ結果を受けて国債には買い戻しが入り、長期金利は前日比で低下した。ただし、取引時間中には一時2.395%まで上昇する場面もあり、高い金利水準自体は引き続き株式の評価面で意識されやすい。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- さくらインターネット(3778)
- 東京エレクトロン(8035)
- アドバンテスト(6857)
- フジクラ(5803)
- 古河電気工業(5801)
- 太陽誘電(6976)
- 三菱重工業(7011)
下落が目立った銘柄
- 中外製薬(4519)
- ニトリホールディングス(9843)
- 武田薬品工業(4502)
- キリンホールディングス(2503)
あす以降の注目点
- 日経平均とTOPIXの反発が一時的な買い戻しにとどまらず継続するか
- 為替が159円台後半で推移する中で、輸出関連株と内需株の強弱がどう変化するか
- 長期金利と原油価格の動向、そして米雇用統計通過後の外部環境が東京株式市場に与える影響