【2026年03月18日】日本株市場の動向まとめ|原油高一服と半導体株高で大幅反発

本日の東京株式市場は、原油価格の上昇一服と前日の米国株高を背景に買い戻しが優勢となり、日経平均とTOPIXはともに大幅反発した。
半導体関連や資源関連に物色が広がり、東証プライムではほぼ全面高の展開となった一方、原油価格や金融政策イベントを巡る警戒感は残りやすい地合いでもあった。
トレードひとことコメント
本日は寄り付きから後場にかけて徐々に強まっていく展開で、後場少し落ちるかなという場面もありましたが引けにかけても強く終わる高値引けの1日となっていました。
今日は全体的に強い中、アクティビストお買い上げの商船三井が大幅高。そして国有化?検討のニュースが出た東京電力や対米融資でレアアースネタが出てきた三菱マテリアルがS高と大型株がS高という銘柄も出てきて非常に強い相場となっていました。そのほかレアアース・宇宙関連なども強かったです。個人的なトレードとしては場中ニュースの出た東京電力やレアアース関連のニュースが出た銘柄を触りながら利確。一方で後場から弱く感じたとこで売りで入ったものの思うように落ち切らず微利確で終了。日経のチャートからのおおよそ彼岸底は今回の下げの時につけた格好になっているのかな、と感じる強い1日でした。
トランプ大統領がネクタイを緑にしていたことから、個人的には戦争は終結の方向に向かっていくという方向性で見ています。ただ、今回の攻撃による原油などの歪みは後から来る可能性もあるので、原油動向には注視しつつ、反転しつつある相場でどのような銘柄が強いのかは見極めていきましょう。
今日の市況
- 日経平均:55,239.40(+1,539.01 / +2.87%) 原油高への過度な警戒後退と半導体株高が指数を押し上げた
- TOPIX:3,717.41(+90.34 / +2.49%) 33業種すべてが上昇し、東京株式市場全体で買い戻しが広がった
- ドル円:158円後半 原油高一服でドル買いがやや巻き戻され、為替は小幅に円高方向となった
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 55,239.40 | +2.87% | +1,539.01 |
| TOPIX | 3,717.41 | +2.49% | +90.34 |
| 東証グロース250 | 778.71 | +3.73% | +27.99 |
東証プライム市場の売買高は22億8488万株、売買代金は6兆6760億円だった。騰落銘柄数は値上がり1499、値下がり76、変わらず16で、値上がり銘柄が9割超を占めた。指数の上昇だけでなく、個別株ベースでも買いの広がりが確認された。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)原油価格の上昇一服
中東情勢を背景に警戒されていた原油高がいったん落ち着き、インフレや企業コスト悪化への過度な懸念がやや後退した。
この流れを受けて、前日まで売られていた主力株を中心に買い戻しが入りやすかった。
2)AI・半導体関連株への資金流入
米国市場での半導体株高を受けて、東京市場でもアドバンテストや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどが買われた。
指数寄与度の大きい銘柄の上昇が日経平均の押し上げに直結した。
3)資源・商社株への思惑買い
日米会談を控え、資源開発や対米投資を巡る思惑が関連銘柄の支援材料となった。
海運、石油・石炭製品、卸売などにも買いが入り、TOPIXの上昇を下支えした。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は158円後半で推移した。午前中は159円を挟んだ動きとなったが、午後にかけては原油高一服を背景に過度なドル買いが巻き戻された。
為替の円安水準自体は維持されており、輸出関連株の支えになり得る一方、方向感は限定的だった。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.21%まで低下した。米金利低下と原油高一服を受けて国債に買い戻しが入り、長期金利は前日から低下した。
もっとも金利水準はなお高く、今後の金融政策イベント次第では株式のバリュエーションに影響しやすい状況が続くとみられる。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- アドバンテスト(6857)
- ソフトバンクグループ(9984)
- 東京エレクトロン(8035)
- 三井物産(8031)
- 三菱マテリアル(5711)
- 東京電力ホールディングス(9501)
- 商船三井(9104)
- レアアース関連
- 海運関連
- 電力関連
下落が目立った銘柄
- 中外製薬(4519)
- 東日本旅客鉄道(9020)
あす以降の注目点
- 日経平均とTOPIXの反発が一時的な買い戻しにとどまらず、継続的な戻りにつながるか
- 為替が158円台後半から159円近辺で推移する中で、輸出関連株と内需株の強弱がどう変化するか
- 長期金利と日米の金融政策イベントが、東京株式市場のセンチメントに与える影響