【2026年03月04日】日本株市場の動向まとめ|地政学リスク継続で続落

本日の東京株式市場は地政学リスクへの警戒感が続き、幅広い銘柄に売りが広がった。日経平均・TOPIXともに3%超の下落となり、投資家心理は慎重姿勢が優勢となった。
トレードひとことコメント
本日も大幅続落で一時日経平均は4%超の下げを記録していた。
全面安の中でもSaaS系の銘柄は前日のセールスフォースの値上がりなどから、反転の兆しが見えていて逆光高。また任天堂やソニーなどの不調だったコンテンツ関連への買いも見られていた。これまで高市銘柄を中心に上がっていた銘柄の下げが強めのため、有事のときに見られるセクターローテーションがかかってきているのかもしれませんね。
軍事関連や資源関連も落ちていたことから、ここらへんで一度これまで上がっていた銘柄のバリュエーションの確認。そしてこれまで下がっていた銘柄のファンダメンタルズの確認をしておくと、面白い銘柄選定ができるかもしれませんね。
また3月配当月でもあるので、配当狙いの買いも考えて良いでしょう。
ただし、まだ日経平均も出来高多めの1日だったので反転の可能性もありますが、チャート的にはまだ反転がしっかり見えているわけではないのでガード高めに市場に向き合っていきましょう。
今日の市況
- 日経平均:54,245.54(-2,033.51 / -3.61%) リスク回避売りが続き大幅安
- TOPIX:3,633.67(-138.50 / -3.67%) 幅広い業種で下落
- ドル円:157円半ば ドル高基調が継続
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 54,245.54 | -3.61% | -2,033.51 |
| TOPIX | 3,633.67 | -3.67% | -138.50 |
| 東証グロース250 | 713.20 | -4.18% | -31.13 |
東証プライムの売買高は34億4,286万株、売買代金は10兆5,696億円。騰落銘柄数は値上がり122、値下がり1,445、変わらず23で、下落銘柄が大半を占めた。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)地政学リスクの継続
外部環境の不透明感が続き、ポジション調整の売りが優勢となった。指数寄与度の高い主力株の下落が相場全体を押し下げた。
2)リスク資産全般への売り
特定テーマへの選別買いは限定的で、全体のリスク圧縮が優先されやすい地合いだった。TOPIXも大幅安となった。
3)新興市場の下落
東証グロース250も大きく下落し、成長株にも売りが波及した。外部要因主導の局面では需給悪化が目立ちやすい。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は157円半ばで推移。外部リスク要因を背景にドルが底堅く推移した。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.115%近辺で推移。金利上昇圧力が株式の評価面に影響しやすい状況が続いた。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- 任天堂(7974)
- ソニーグループ(6758)
- SaaS関連
- エンタメ・コンテンツ関連
下落が目立った銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
- アドバンテスト(6857)
- ソフトバンクグループ(9984)
- キーエンス(6861)
- ファーストリテイリング(9983)
あす以降の注目点
- 地政学リスクと原油価格の動向
- 為替(ドル円水準)と輸出関連株の動向
- 長期金利の変動と株式バリュエーションへの影響