【2026年03月03日】日本株市場の動向まとめ|中東情勢と原油高でリスク回避

本日の東京株式市場は地政学リスクの高まりを背景に全面安の展開となった。日経平均・TOPIXともに3%超の下落となり、リスク回避姿勢が鮮明となった一日だった。
トレードひとことコメント
本日は全面安の1日となりました。前場は弱く、後場はじめの時くらいに大きめの日経先物の出来高を伴った下げが来たので、ここで反転かと思って入り直しましたが、後場途中でそこの安値も割り込んでさらに安くなり安値引けとなりました。
重松製作所などの一部軍事銘柄は上げていましたが、その他のセクターはほぼほぼ全面安となっておりました。市場が嫌う不透明感というところがイラン関連の軍事関係、そして金融面でも海外金融機関の破綻などもありなかなか出口が見えにくい相場になってきています。
今までだったら後場反転してそうなここ1、2ヶ月ではありましたが、雰囲気的に弱い感じがしました。こういうときはこれまでに残していた利益などは一旦利確してリスクオフが良いのかもしれませんね。日経平均PERもまだ20倍付近にあるため、警戒感は持って相場に向き合っていきましょう。
今日の市況
- 日経平均:56,279.05(-1,778.19 / -3.06%) 地政学リスクを背景に終日軟調
- TOPIX:3,772.17(-126.25 / -3.24%) 幅広い業種で売り優勢
- ドル円:157円前半 原油高と外部要因を受け円安水準で推移
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 56,279.05 | -3.06% | -1,778.19 |
| TOPIX | 3,772.17 | -3.24% | -126.25 |
| 東証グロース250 | 744.33 | -3.16% | -24.31 |
東証プライムの売買高は29億8,761万株、売買代金は9兆8,056億円。騰落銘柄数は値上がり70、値下がり1,515、変わらず10で、下落銘柄が大半を占めた。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)地政学リスクの高まり
中東情勢の緊迫化が意識され、リスク回避の売りが広範囲に波及した。外部環境の不透明感が投資家心理の重しとなった。
2)原油価格の上昇
原油高によるコスト増加懸念が意識され、企業収益への影響が警戒された。インフレ再燃への警戒も相場の重荷となった。
3)指数寄与度の大きい主力株の下落
電気機器や輸送用機器など主力セクターが軟調に推移し、指数を押し下げる構図となった。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は157円前半で推移。有事のドル買いと原油高を背景に円安方向の動きが続いた。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.125%近辺まで上昇。インフレ懸念が意識され、金利上昇圧力が継続した。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- 東京ガス(9531)
- 大阪ガス(9532)
- 一部軍事銘柄
下落が目立った銘柄
- TDK(6762)
- マツダ(7261)
- 太陽誘電(6976)
- 村田製作所(6981)
- 住友ファーマ(4506)
- ほぼ全面安
あす以降の注目点
- 中東情勢と原油価格の動向
- 為替(ドル円)の変動と輸出関連株への影響
- 長期金利の水準と株式バリュエーションへの影響