【2026年03月12日】日本株市場の動向まとめ|原油高警戒で反落

本日の東京株式市場は、原油価格の上昇を背景にインフレ懸念が意識され、日経平均・TOPIXともに反落した。後場には日経平均が一時5万4000円を下回る場面もあり、半導体関連や金融株の下げが相場の重しとなった。
トレードひとことコメント
本日は原油高騰に伴い日経平均全面安からはじまった寄り付き。そこから前場後半から弱まりましたが、後場途中から徐々に底値切り上げの1日となりました。
銘柄的には防衛関連が途中から強めになり、昨日任天堂株など保有株を売って大きな利益を計上した京都フィナンシャルグループなども強かった。ここ数日盛り上がっていたジャパンディスプレイは反落となった。
個人的には原油関連の石油・石炭銘柄を持っており、それらの銘柄はそのまま保持。ただ、正直この状況なのでもう少し上がって欲しかったと思いつつ。また前場後半から下落を感じたので銀行株などを売りから入る。後場開けに窓を開けて下げたのでしっかり取れて利確。しかし、欲張ってもう一回売りで入ったところを値上がりで持って行かれて結局今日のデイトレはトントンくらいに。反省は多く、しっかり一回切って入れるタイミングがあれば入り直す。そして欲張らない。を頭に入れるべき1日でした←
明日はメジャーSQとなりボラも大きくなる1日だと思うので、方向性も見ながら冷静にトレードしていきましょう。
今日の市況
- 日経平均:54,452.96(-572.41 / -1.04%) 原油高への警戒で反落し、後場には下げ幅を広げた
- TOPIX:3,649.85(-49.00 / -1.32%) 幅広い業種で売りが優勢となり軟調に推移した
- ドル円:159円近辺 為替は円安水準を維持したが、介入警戒で上値は重かった
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 54,452.96 | -1.04% | -572.41 |
| TOPIX | 3,649.85 | -1.32% | -49.00 |
| 東証グロース250 | 761.15 | -2.42% | -18.89 |
東証プライム市場の売買代金は7兆4071億7400万円だった。騰落銘柄数は値上がり105、値下がり1473、変わらず16で、値下がり銘柄が9割超を占めた。東京株式市場全体では指数以上に個別株の下落の広がりが目立った。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)原油高によるインフレ懸念の再燃
原油先物の上昇を受けて、企業コストや物価への影響が改めて意識された。日本株は原油価格の動向に振らされやすい展開が続いており、投資家心理の重しとなった。
2)半導体・主力株の軟調
東京エレクトロンやアドバンテスト、ソフトバンクグループなど指数寄与度の高い銘柄が軟調だった。主力株の下落が日経平均の押し下げ要因になった。
3)金融・不動産など内需系の弱さ
銀行や不動産などでも下げが目立ち、TOPIXの下落率は日経平均を上回った。メジャーSQ算出を翌日に控えた需給要因も、値動きを不安定にしやすかったとみられる。
為替・金利(外部環境)
ドル円
ドル円は159円近辺で推移した。午前中には2カ月ぶりの高値を付ける場面もあったが、為替介入への警戒感から上値は抑えられやすかった。円安水準は輸出関連の支えにもなり得る一方、輸入コスト面では注意が必要な状況だった。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.180%まで上昇した。原油高を受けたインフレ懸念の再燃で国債は売られ、長期金利は上昇した。金利水準の高止まりは、株式のバリュエーションに引き続き影響しやすい。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- 京都フィナンシャルグループ(5844)
- ファーストリテイリング(9983)
- 三菱重工業(7011)
- 川崎重工業(7012)
- 防衛関連
下落が目立った銘柄
- ANYCOLOR(5032)
- 東京エレクトロン(8035)
- アドバンテスト(6857)
- ソフトバンクグループ(9984)
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
あす以降の注目点
- 原油価格の変動が日経平均とTOPIXの戻りや下値に与える影響
- 為替の159円近辺での推移と、輸出関連株・内需株の相対的な強弱
- 長期金利の上昇が続くかどうかと、メジャーSQ通過後の東京株式市場の需給変化